渡邉勇太朗の好投と佐藤龍世の決勝タイムリーで本拠地最終戦を勝利で飾る！！
2023年9月27日（水）ベルーナドーム
西武2－1楽天
往年の最強助っ人オーレことオレステス・デストラーデ氏（61）が来場したベルーナドーム。本拠地最終戦でもある試合を西武が勝利で飾った。
西武の先発は9月20日の日本ハム戦で今季初登板し勝利投手になった渡邉勇太朗。高卒5年目の右腕がランナーを出しながらも変化球を制球し、要所を占め6回1失点と前回登板を上回るイニングを投げ先発の役割を果たした。
渡邉勇太朗の5年目のシーズンは1軍2先発で防御率0.82、1勝0敗、WHIP1.09でシーズンを終えることになりそうだ。来季は髙橋光成、平良海馬、今井達也、隅田知一郎といった先発陣に加わり5人全員の2桁勝利を達成してほしい。
相手先発の則本は7回を投げ被安打4、無四球1失点（自責0）、内容を見ても「打てる気のしない」出来だった。その中でも1点を追いかける5回裏無死一塁から6番鈴木翔平の遊ゴロを村林が送球エラー。ゲッツーかと思われた場面が一転、無死一三塁となり、7番に入ったマキノンの左前ヒットで追いついた。しかしこのあと後続を断った則本の投球は的ながら圧巻であ
った。
同点の8回裏、一死から岸潤一郎が左前ヒットで出塁。二死二塁となり前進守備の外野の頭超える左タイムリーツーベースを佐藤龍世が放ち、勝ち越す。最終回はクリスキーがピンチを招くもなんとかしのぎ西武が本拠地最終戦を勝利で飾った。
佐藤龍世の成長を表す指標を3つ紹介する。
・四球率：0.1595 チームトップ（2位栗山0.1551 最下位愛斗0.0115）
・O P S ：0.754 チーム2位（1位中村0.843)
とにかく四球を選べる→出塁率が高い。
そのうえ中村に次ぐ長打率を誇るためOPSがチーム2位で外崎やマキノンを抑えている。
渡邉勇太朗と佐藤龍世、この2人の来季の活躍を想像するとにやにやが止まらない。つまり優勝は西武。
