nishitzki41’s blog

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2023年西武ライオンズ ポジ振り返り④菅井信也編

2023年10月3日のロッテ戦をもって西武ライオンズの全日程が終了。

監督交代、正捕手の移籍、WBCで負傷した主将の出遅れ、主砲の不祥事による離脱、嵐のような松井稼頭央ライオンズの1年目は借金12の5位で終わることとなった。

「2023西武ライオンズ ポジ振り返り」シリーズとして、来年に向けて楽しみを見つけていこうと思う。

 

フェニックスリーグで好成績を収めた菅井信也

第4弾は来季支配下登録→台頭しそうな予感のする左腕、菅井信也だ。

山形県山本学園高校(現在は惺山高等学校に名称変更)から2021年に育成3巡目指名で入団した2年目のサウスポー。ちなみに同じく育成の粟津凱士は山本学園高校の6コ先輩ということになる。

 

高校3年の夏の山形県大会では10者連続奪三振を記録し、高い奪三振能力が評価され西武に育成指名された。当時の編成部評では「左の本格派。スライダーで三振が取れるところが魅力。まずはしっかり体作りをして、将来は先発を目指して頑張ってほしい。」とある。


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今季はファームでローテーションを守り、フェニックスリーグで頭角を現した

今季の菅井はファームで12試合に登板、防御率3.12 、13先発、4QS、4勝2敗、奪三振率7.33、K/BB1.86、WHIP1.51という成績だった。育成選手ながらファームでしっかりイニングを投げられたことがまずは収穫だ。

ただ成績だけ見るとそこまで突出はしてないように感じる。菅井の評価を急上昇させたのはフェニックスリーグでの2試合の登板だ。

10/14の阪神戦。クライマックスシリーズ前でフルメンバーの阪神を相手に6回1失点、被安打4、与四球2の好投。あの強い阪神にだ。

また10/29中日戦では7回2失点、なんと無四死球12奪三振と圧巻の投球を見せたのだ。


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ストライクボールがはっきりしてたりとまだまだ粗さがあるが、来季支配下へ!

中日戦では12奪三振を見せたが、フルメンバーの阪神戦では奪三振1つだけだった。まだまだ明らかなボール球が多かったり、連打を集められるなど課題はあるが、なんといってもまだ20歳だ。これからどんどん成長し左の本格派として投手王国の一端を担ってほしい。まずは来季支配下登録だ!