【妄想西武シリーズ①】個人的歴代ベスト9
今日このあと阪神対オリックスの日本シリーズ第7戦が行われる。
本当に熱い試合が続いており両チームのファンがうらやましい限りである。たまーにパリーグでは〇〇のファンで、セリーグは○○のファンみたいな人がいるが私には全く理解できない。西武以外は敵であり、まったく応援する気にならない。
所沢出身の私には西武ファンであることが魂に刻まれている「西武人間」なのだ。
ところで、私が西武の試合を見始めたのは小学生の2003年あたりから。特に熱心に球場に足を運んでいたのは小学校5,6年あたり。まだ西武の応援席はライト側だった。
特に記憶に残っているのはやはり、2004年と2008年。日本一を勝ち取った年だ。
2004年私的に一番印象的なオーダー。
1 (右)佐藤友亮
2 (中)赤田将吾
3 (三)Jフェルナンデス
4 (一)Aカブレラ
5 (左)和田一浩
6 (指)貝塚政秀(大島、平尾)
7 (遊)中島裕之
8 (捕)細川亨(野田)
9 (二)高木浩之
P 松坂、西口、帆足、張など、、
2008年私的に一番印象的なオーダー。
1 (二)片岡易之
2 (右)栗山巧
3 (遊)中島裕之
4 (三)中村剛也
6 (左)GG佐藤(佐藤友、赤田)
7 (指)石井義人(江藤)
8 (捕)細川亨(銀仁朗)
9 (中)Hボカチカ
P 涌井、石井、西口、帆足、岸
2008年の西武は本当に層が厚かったなあと思う。ブラゼルが四球、GG佐藤が北京五輪での落球での心的不調で離脱してもなお、クライマックスシリーズと日本シリーズを戦い抜いた。この年はアジアも制したのもなんとなく覚えている。
懐かしんだところで仕方ないので私の2003年~現在までの西武ライオンズベストナインを考えようと思う。以下です。
1 (中)秋山将吾
2 (右)栗山巧
3 (遊)中島裕之
4 (三)中村剛也
5 (一)Aカブレラ
6 (左)和田一浩
7 (指)山川穂高
8 (捕)森友哉
9 (二)浅村栄斗
先発ローテ 松坂大輔 西口文也 涌井秀章 菊池雄星 髙橋光成 岸孝之
中継ぎ 平良海馬 髙橋朋己 増田達至
抑え グラマン
以上です。懐かしむのは非生産的だけど楽しいことが分かった。
現在17時55分あと35分で日本シリーズ第7戦が始まる。来年はこの舞台に西武がいることを期待する。つまり優勝は西武。
2023年西武ライオンズ ポジ振り返り④菅井信也編
2023年10月3日のロッテ戦をもって西武ライオンズの全日程が終了。
監督交代、正捕手の移籍、WBCで負傷した主将の出遅れ、主砲の不祥事による離脱、嵐のような松井稼頭央ライオンズの1年目は借金12の5位で終わることとなった。
「2023西武ライオンズ ポジ振り返り」シリーズとして、来年に向けて楽しみを見つけていこうと思う。
第4弾は来季支配下登録→台頭しそうな予感のする左腕、菅井信也だ。
山形県の山本学園高校(現在は惺山高等学校に名称変更)から2021年に育成3巡目指名で入団した2年目のサウスポー。ちなみに同じく育成の粟津凱士は山本学園高校の6コ先輩ということになる。
高校3年の夏の山形県大会では10者連続奪三振を記録し、高い奪三振能力が評価され西武に育成指名された。当時の編成部評では「左の本格派。スライダーで三振が取れるところが魅力。まずはしっかり体作りをして、将来は先発を目指して頑張ってほしい。」とある。
今季はファームでローテーションを守り、フェニックスリーグで頭角を現した
今季の菅井はファームで12試合に登板、防御率3.12 、13先発、4QS、4勝2敗、奪三振率7.33、K/BB1.86、WHIP1.51という成績だった。育成選手ながらファームでしっかりイニングを投げられたことがまずは収穫だ。
ただ成績だけ見るとそこまで突出はしてないように感じる。菅井の評価を急上昇させたのはフェニックスリーグでの2試合の登板だ。
10/14の阪神戦。クライマックスシリーズ前でフルメンバーの阪神を相手に6回1失点、被安打4、与四球2の好投。あの強い阪神にだ。
また10/29中日戦では7回2失点、なんと無四死球12奪三振と圧巻の投球を見せたのだ。
ストライクボールがはっきりしてたりとまだまだ粗さがあるが、来季支配下へ!
中日戦では12奪三振を見せたが、フルメンバーの阪神戦では奪三振1つだけだった。まだまだ明らかなボール球が多かったり、連打を集められるなど課題はあるが、なんといってもまだ20歳だ。これからどんどん成長し左の本格派として投手王国の一端を担ってほしい。まずは来季支配下登録だ!
侍ジャパンに西武から4名選出!!
「カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ2023」(11月16~19日、東京ドーム)の26人の出場選手が10月24日、発表された。
われらが埼玉西武ライオンズからは3人の投手と1人の捕手が選手された。24歳以下もしくは入団3年未満が選出基準になっており。今井達也投手(25)はオーバーエイジ枠での選出となった。
今井達也+2021年ドラフト1位~3位が選出された形だ。
◆今井達也(25)
今井は今季1年間を通してローテーションを守り切れたわけではないが、10勝5敗。防御率2.30 WHIP1.13 K/BB2.13 と自身初の2ケタ勝利、さらには上記の指標はすべてキャリアハイ。被打率も2割を切る。7月には月間MVPを受賞した。今回の侍ジャパン選出を機に「手の付けられない投手へ」更なる成長を期待したい。
◆隅田知一郎(24)
隅田は今季1年間を通してローテーションを守り切った。昨年から続く12連敗を喫したがその後立ち直り成長を見せた。9勝10敗、防御率3.44、K/BB3.12 WHIP1.25と一皮むけた2年目となった。侍ジャパンで世界を相手に戦うことで、自信をつけ打者を見下ろして投げる3年目の姿を期待したい。
◆佐藤隼輔(23)
隅田と同期の佐藤隼輔は今季先発からリリーフに転向した。シーズン序盤4月、5月は勝ちパターンに定着し圧巻のパフォーマンスを見せた(4,5月被打率.153/4,5月防御率1.54)。2軍落ちも経験したがシーズン終盤には1軍に戻り、特に9月は7登板で1点も取られなかった。個人的には楽天松井裕樹のような投手になることを期待しているし、なれる素質があると思う。侍ジャパンに選出されたのも高いポテンシャルからだろう。一皮むけて来期勝ち試合を締めくくる佐藤の姿を期待したい。
◆古賀悠斗(24)
隅田、佐藤と同じく2年目の古賀。森友哉が抜けたポジション争いで頭抜けており、100試合に出場した。強肩は折り紙付きで盗塁阻止率は1球団堂々トップの.412を記録。リード打撃はまだまだ粗さがあるがシーズンを通して本当によく成長していた。今回の選出を機に様々な投手の球を受け、刺激を受け逞しくなって帰ってきてほしい。
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侍ジャパンメンバーは下記の通り。
【投手】
阪神及川雅貴(22)
阪神桐敷拓馬(24)
巨人赤星優志(24)
ヤクルト田口麗斗(28=19年プレミア12)OA
ヤクルト吉村貢司郎(25)
中日清水達也(23)
ロッテ横山陸人(22)
楽天早川隆久(25)
西武今井達也(25)OA
西武隅田知一郎(24)
西武佐藤隼輔(23)
日本ハム根本悠楓(20)
【捕手】
広島坂倉将吾(25)OA
中日石橋康太(22)
西武古賀悠斗(24)
【内野手】
阪神佐藤輝明(24)
広島小園海斗(23)
巨人門脇誠(22)
オリックス野口智哉(24)
オリックス紅林弘太郎(21)
【外野手】
阪神森下翔太(23)
巨人秋広優人(21)
ロッテ藤原恭大(23)
日本ハム万波中正(23)
2023年西武ライオンズ ポジ振り返り③隅田知一郎編
2023年10月3日のロッテ戦をもって西武ライオンズの全日程が終了。
監督交代、正捕手の移籍、WBCで負傷した主将の出遅れ、主砲の不祥事による離脱、嵐のような松井稼頭央ライオンズの1年目は借金12の5位で終わることとなった。
「2023西武ライオンズ ポジ振り返り」シリーズとして、来年に向けて楽しみを見つけていこうと思う。
第3弾は苦悩を抱えながら大きく成長した投手、隅田知一郎だ。
2021年に西武、広島、巨人、ヤクルトの4球団の強豪の末ドラフト1位で西日本工業大から入団した2年目のサウスポー。1年目はプロ初登板初先発で王者オリックスに対して7回無失点でプロ初先発を挙げた。しかしその後1度も勝利投手になることはなくパ新人初の10連敗。1勝10敗で1年目を終えた。
★隅田 今季の主な成績
登板22試合 投球回131回
9勝10敗 QS:12 HQS:3
防御率:3.44 失点:1(自責1)
被打率:0.246 K/BB:3.12 WHIP:1.25
2年目も苦労が続く
10連敗を止めるべく今季初登板は4/5楽天戦6回1失点で負け、続くロッテ戦でも負け投手となり12連敗を喫す。4/19のソフトバンク戦では6回1失点と好投し、389日ぶりの白星(通算2勝目)となるシーズン初勝利を挙げた。しかしその後は4連敗、昨季と同様の雰囲気が漂い始める。
私もメモ代わりにやっているX(旧Twittwr)で「隅田は勝てる投手になるよきっと」と呟いたが、どこの誰とも知らないライオンズファンと思われるアカウントから「なるわけない」と引用リポストされたものだ。
6月からシーズン終了まで安定した投球
6/9からシーズン終了までの15登板で8勝5敗。QSは8回。三振が取れ、四球を出さずに相手打線を圧倒する投球が増えた印象がある。
8/9の日本ハム戦ではプロ初完投初完封となる132球の熱投、11奪三振2四球で完封勝利を挙げた。
10勝を目前で逃した悔しさを糧にエースへ!
今季ライオンズは髙橋光成、今井達也、平良海馬が2桁勝利を挙げた。「10勝カルテット」に挑んだ10/1ロッテ戦最終登板では1点をリードした7回裏2死から2連打、四球、タイムリーと逆転されてしまった。
その日の隅田投手からは強い気持ちを感じただけに悔しさも大きいと思う。悔しさを糧にこのオフに成長を遂げ、来季は15勝、防御率2点台前半の成績を残せるはずだ。
つまり来年の優勝は隅田と西武。
2023年西武ライオンズ ポジ振り返り②佐藤龍世編
2023年10月3日のロッテ戦をもって西武ライオンズの全日程が終了。
監督交代、正捕手の移籍、WBCで負傷した主将の出遅れ、主砲の不祥事による離脱、嵐のような松井稼頭央ライオンズの1年目は借金12の5位で終わることとなった。
「2023西武ライオンズ ポジ振り返り」シリーズとして、来年に向けて楽しみを見つけていこうと思う。
第2弾は今季のライオンズ野手陣で最も成長した選手、佐藤龍世だ。
2018年ドラフト7位で富士大から入団した5年目のシーズン。日本ハムへの1.5シーズンの留学を経て帰ってきたヤンキー風の26歳だ。
金アッシュに染められた髪の毛、金色のレッグガード、金色のエルボーガード。まさに田舎のヤンキーといった感じだ。ただ活躍してくれれば風貌なんてのはなんでもいいし、結果がついてくればすべて是になるのがプロ野球の世界である。
こっちは髙橋光成と今井のロン毛や森山川のヤンキーファッションでもう慣れっこだから大丈夫だ。
■OPSはなんとチーム2位(※山村を除く)
佐藤龍世の今季の主な成績は下記である。
試合90 打席253 安打54 本塁打3 打点16 四球42
なんといっても四球が選べる。そのため出塁率が高くOPSは中村剛也に次ぐチーム2位だ(山村はOPS.773だが打席数が11と少なすぎるため)。
■四球が選べる
四球獲得率は脅威の16.21%(これもチーム2位)。栗山巧16.23%と同水準だ。参考までにそこそこ打席に立った選手で最も低い愛斗は1.12%である。
四球にフォーカスすると、規定到達者含むパリーグのランキングで四球獲得数42個で19位。規定未達者に絞ると5位。
四球獲得率ではパリーグで近藤栗山に次ぐ3位である。
■課題の守備もオフで鍛え、来季は規定到達へ!
主にサードの守備につく佐藤だが、失策11と外崎に次ぐエラーの多さは玉に瑕ではある。ただそれ以上に良い守備もあり、セカンド守備もそこそこのレベルでこなした。
このオフシーズンで守備を鍛え上げ、来季は規定打席到達。打率.270 打点90 OPS.800越えを期待したい。つまり優勝は西武なのだ。
2023年西武ライオンズ ポジ振り返り①豆田泰志編
本日2023年10月3日のロッテ戦をもって西武ライオンズの全日程が終了。
監督交代、正捕手の移籍、WBCで負傷した主将の出遅れ、主砲の不祥事による離脱、嵐のような松井稼頭央ライオンズの1年目は借金12の5位で終わることとなった。
「2023西武ライオンズ ポジ振り返り」シリーズとして、来年に向けて楽しみを見つけていこうと思う。
第1弾は最終戦でプロ初セーブを挙げた豆田泰志だ。
今年7月、育成から支配下登録を勝ち取った20歳の右腕は173㎝という低身長ながら真上から腕を振り下ろす。究極に綺麗なバックスピンの効いたストレートは140キロ後半を記録する。しかしそれはスピードガン以上の体感速度で打者を振り遅れさせ、詰まらせる。
そのストレートは藤川球児の火の玉ストレートを彷彿とさせる。
また緩いカーブでカウントをとれるところも魅力的。今日の登板でもカーブでカウントを取り、自慢のストレートを詰まらせるシーンが見られた。
◆そんな豆田の成績はこちら↓
登板16試合 投球回15.1
0勝0敗 6ホールド 1セーブ
防御率:0.59 失点:1(自責1)
被打率:0.151 K/BB:1.71 WHIP0.98
支配下1年目の数字としては圧巻だ。来年は空振りをとれるスプリット系のボールの精度に磨きをかけ、K/BBの指標を上げクローザーを狙ってほしい。
なんといってもまだ20歳。投げっぷりのいい豆ちゃんの来シーズンに注目だ。
KOBEダイナー 子連れ観戦
2023年9月6日(水)
オリックスバファローズvs.埼玉西武ライオンズ(ほっともっとフィールド神戸)
年に数回しかないほっともっとフィールド神戸開催ゲーム。
兵庫県に住んでいる西武ファンの私にとっては絶対に行かなくてはならないゲームです。
7月に開催された際にはレフトスタンドに足を運びました(山本由伸にけちょんけちょんにされましたorz)。
さて今回は0歳児の娘を連れていくこともあり、「KOBEダイナー」という席を利用することにしました。
◆KOBEダイナーの値段・客層
この試合では大人1枚14,000円(飲食代含む)でした。
お高めですね。
ただこの試合ではほとんどの席が埋まっていました。
ほとんどオリックスファンで西武のユニフォームを着ていたのは私と私の娘だけでした。
◆KOBEダイナーの席・雰囲気
席は前列と後列に分かれていて、私は後列でした。後列はバーのカウンターみたいなイメージ。高さのある椅子に座ります。前列はソファっぽい椅子です。また、奥のほうに大きいソファがあり、そこは誰でも使えます(娘がぐずったとき重宝しました)。
完全に室内(窓で仕切られている)なので球場の音はとんど聞こえません。応援団の歓声が大好きな私には物足りない感がありました。その代わりといってはなんですが、かなり旧型のモニターが各席の上方に設置してあり解説実況つきの音声も流れています。
◆KOBEダイナーへの入り方
ビジター外野席方面以外の大体のファンが入場する大スロープから入場します。
入場してから右方向に少し歩くとエレベータがあり、それに乗り4階へ向かいます。
4階でエレベータのドアが開くとスタッフさんたちが待ち構えていますので「KOBEダイナー」のチケットを見せます。そうするとKOBEダイナーと書かれた紙製のリストバンドを腕に巻かれます。来賓席前の廊下を歩いていくとKOBEダイナーの入り口につきます。
◆飲食系
KOBEダイナーは名前の通り飲食含めの値段です。
飲食物の持ち込みは不可。
18時プレイボールのこの日は17時30分から料理とソフトドリンクの提供(食べ放題、飲み放題)になります。それまでの時間は有料でアルコール類の販売のみでした。早めに入場したので食事が持ち込めないのがつらいです(ちっちゃいカルパスと柿ピーはビール買ったらもらえました)。
17時30分には料理とソフトドリンクの提供が開始。
料理は
たこ焼き、から揚げ、ポテト、
焼きそば、枝豆、ローストビーフetc..
種類は豊富ですが、味は冷凍食品レベルです。冷凍食品サイコー!!
7回くらいになるとデザート系に代わります。
◆総じて
静かに見たい方、雨が絶対に嫌だったり暑さに不安を抱える方にはめっちゃいいかもしれないですね。
ただ個人的にはいろんな店で食べ物買ったり、歓声や打球音を感じたりするのが好きなので物足りないと感じました。